解決策
解決のポイント
1.耐食性に優れ、軽量な素材で腐食環境下でも容易に開閉できるマンホール蓋
2.加工性に優れ、既設受枠に合わせた形状や現場の要望に合わせた加工が可能
「軽くて腐らない」蓋、身近にあった解決の糸口
ある日、積水化学の営業担当が来訪しました。M氏の担当する下水処理場では、処理槽の簡易覆蓋として積水化学の合成木材FFU製防臭蓋を長年採用しています。FFUは硬質発泡ウレタンにガラス長繊維を高密度に配向した、「軽くて、強くて、腐らない」耐食構造材です。マンホール蓋といえば鋳鉄製が当たり前と思っていたM氏でしたが、ふと「FFUでマンホール蓋が作れたら、これまでの悩みが解決できるのでは?」と思い立ちました。
その場で現場の悩みや要望を担当者に伝え、後日、図面と共に具体的な仕様の提案を受けた結果、FFU製マンホール蓋の採用を決めたのでした。
▼FFU製防臭蓋(参考写真)

プラスチックだからできる現場条件とのマッチング
FFUは加工性が良く、様々な形状に対応できます。既設受枠に合わせた形状に加工することで躯体をはつることなく設置が完了しました。設置されたFFU製マンホール蓋は、腐食に強く、鋳鉄蓋のおよそ半分の重さなので、一人でも容易に開閉できます。
また、30㎝×30㎝の点検口を設けることで蓋を開けなくても安全に処理水をサンプリングすることができるようになりました。さらに、蓋本体に入れた切り欠き部にセンサーケーブルを通すことで、水質を常時監視することも可能となりました。マンホール蓋を鋳鉄からFFUに変えたことで、それまでのM氏の悩みは全て解消されたのでした。
▼点検口により作業性が向上したFFU製マンホール蓋

▼切り欠き加工によりセンサーの常設が可能に

現場の安全性と作業性が劇的に改善
FFU製マンホール蓋の導入によって、点検業務の安全性と作業性は格段に向上しました。現場からも「点検のたびに蓋の開閉に苦労していたのが嘘のように作業が楽になった」「点検口のおかげで作業に集中できる」と好評です。
「場内には、まだまだ鋳鉄蓋が多く残っています。今後も腐食度合いと利用頻度の高い蓋から順次FFUに更新していきたいですね。」と語るM氏なのでした。
※ご紹介したマンホール蓋は車両荷重には対応していません。車両荷重への対応については弊社までご相談ください。
今回の課題を解決した製品
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