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課題解決事例

工場・研究所

制振材

壁には吸音材は使えない・・・
制約だらけの中で実現した新設工場の“貼るだけ”騒音対策とは?

製造業(半導体) A社 工場保全担当 A氏

解決策

解決のポイント

1.振動を抑える“制振”が騒音低減のカギ
2.カルムーンシートは任意の形に切断可能
3.貼るだけで施工も簡単

カルムーンシートとの出会い


そんな時、A氏が積水化学のWEB動画セミナーで見つけたのが「カルムーンシート」でした。これは素材そのものが振動エネルギーを摩擦熱に変換して拡散させることで、騒音の原因となる振動を抑制する制振材。ハサミで任意の寸法にカット可能。樹脂自体が粘着性を持っており、貼り付けも簡単ということで、すぐにサンプルを取り寄せて検証を進めることにしました。

▼カルムーンシート

明らかな騒音低減を実感、全台に導入決定

まずは試験的に、近隣に面する1台の外調機にカルムーンシートを施工しました。施工前後で騒音測定を実施したところ、明らかに数値が低下。耳でもはっきりと分かるほどの静音化が実現できました。とくに、夜間稼働時に問題となっていた「ブーン・・・」という音の共振が収まったことは、A氏にとって大きな収穫でした。結果として、全ての外調機へのカルムーンシート導入が即決されました。

施工も簡単、クレームもゼロに

カルムーンシートの最大の利点は、やはり「施工のしやすさ」です。素材は薄くて軽く、貼り付けもシール感覚。特殊な工具は不要で、保全担当者だけで1台あたり数十分で作業が完了しました。忙しい工期の合間でも施工スケジュールを圧迫せず、他工事と並行して効率よく進めることができました。

導入後は、騒音規制法の基準値もクリアし、現在に至るまで近隣住民や学校からのクレームはありません。A氏は「これだけ手軽なら、次に同様の課題が他の設備で発生してもまずはカルムーンシートを試してみたい」と話しており、今では他部門からの相談にも積極的に提案しているといいます。


【ご注意】「カルムーンシート」は固体伝播性の振動抑制を目的とした製品であり、空気伝播音には効果がありません。

今回の課題を解決した製品

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課題解決事例は事実を基に再編集しております。