解決策
解決のポイント
1.工場稼働を止めずに管路を復旧させる工事の工法(方法)。
2.埋設管の残存強度がなくても修繕できる工事の方法。
ヒントは、あるWEBページから
N氏はWEB上で「工場 埋設管 掘削なし」と検索しました。すると検索結果に積水化学の「SPR-SE工法」に関する記事がありました。公共道路下の埋設管を修繕するにあたり掘削せず、つまり通行止めせずに完工できたという内容でした。「これだ!」N氏はすぐに積水化学に問い合わせました。
掘削せずに管路をよみがらせる「SPR-SE工法」
N氏は「『SPR-SE工法』は工場内でも適応できるのか?」と不安になっていました。そこで、工場で埋設管の更生工事を行った実例を見せられ、「ウチにも適応できる」とN氏は安堵しました。加えて、掘削しないため、工期も通常の半分に短縮できるというものでした。
▼「SPR-SE工法」の施工イメージ写真

▼「SPR-SE工法」施工イメージ写真

埋設管の残存強度を考える必要がない
既存の埋設管は内部の調査ができないため、強度が不明でした。もし腐食が進んでいた場合、既存の埋設管の強度に頼った修繕方法では、将来的に道路が陥没するリスクがあります。陥没するたびに修繕費用が発生しては、本末転倒になってしまいます。この悩みを営業担当者に相談すると、「自立管で施工しましょう」と提案がありました。自立管更生工法なら、既存の埋設管の強度に左右されずに管路を修繕できます。N氏は革新的な工法で困難な課題を乗り越えたのでした。
▼「SPR-SE工法」の強み

将来を見越した環境安全を提案できました
「既設管の強度に頼った修繕方法では、安心した将来の工場操業を描けないと思い、社内に提言することができました。今後、埋設管以外でも、未来を見据えて施設管理に努めていきたいと思います」(N氏)
今回の課題を解決した製品
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